小学生殺害事件の影響か ニュースネットのHPアクセス急増

 週明けの六月三十日から、神戸大ニュースネット委員会のホームページへの接続数が平常の三倍に急増。須磨区の小学生殺害事件関連サイトを検索した人がアクセスしている可能性が強いと見られている。【七月五日 神戸大NEWS NET=UNN】

 神戸大ニュースネット委員会のホームページ(http://www.kobe-u.ac.jp/~newsnet)には、通常は、一日平均で四十から五十件のアクセスがある。ところが、週明けの六月三十日に接続数が平常の約三倍の百三十件に急増。翌七月一日は百三十八件、二日は百八十三件、三日は一九五件と日を追って増えている。

 同委員会でアクセス元を調査した結果、検索サーチの『ヤフー』からの接続が目立っており、全体の約三割を占めていることがわかった。また、検索のキーワードは、「神戸、ニュース、新聞、報道」や「兵庫、メディア」が多かった。
 こうしたことから、同委員会の副野吉史編集長は、「時期的に見て、須磨区の小学生殺害事件関連サイトを検索した人がアクセスしている可能性が強いのではないか。インターネット上に、容疑者の中学生の実名や、顔写真が転載されているという報道にあおられる形で、検索サーチでそのページを捜す途中で、うちのサイトに立ち寄っているのではないかと思う」と話している。

 神戸大ニュースネット委員会のホームページは、神戸大の公式サイトの中の学生団体のページとして割り当てられている。昨年の六月に開設され、大学のニュースや、学内のサークルのイベント情報や、スポーツ結果を随時掲載している。これまでのアクセス数の最高は、昨年九月十七日の八十九件、続いて九月三日、十二月九日の八十八件で、いずれも同大学のアメフット部が1部昇格をかけて対戦した試合の翌日だった。

 なお、同委員会のホームページのアクセス急増と同時に、リンクされている関西学生報道連盟のホームページの接続数も平常時のほぼ倍の百八十件前後に増えているが、アクセス元の分析だけではその原因はつかめていない。

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