文部省によると来年度の四年制国立大入学定員は、前年度より約千五百人減少。一方、医学部編入、大学院の入学定員は過去最高を更新することがわかった。【九月一日 UNN】
文部省の入学定員計画によると、来年度の四年制国立大の入学定員は二年連続減少で、前年度より千五百二十六人減ることがわかった。また、医学部医学科の三年次編入枠が広がる中で来年度の入学定員は三十五人減る。この減少は、第二次ベビーブームで急増した時期に臨時で認めてきた定員を、六十一大学で二千二十三人減らしたのが主な理由。
一方、学部三年次への編入学・大学院入学定員は過去最高を更新することになる。
医学部医学科への編入学制度は、阪大が実施しているだけだが、東大をはじめとしてさらに二十九大学が導入の方向で検討中だという。
了