関西学生アメフットボールリーグが西宮スタジアムで行われ、神戸大は大産大と対戦し28-19で勝利、1部残留を決めた。第二試合は甲南大が勝利した。【十一月八日 UNN】
西宮スタジアムで神戸大と大産大が対戦。共に優勝争いには関係ないが、一部残留のためには大事な試合だった。
先制点は神戸大。RB中島を中心に大産大陣内に攻め入り、最後も中島のランでTDを決めた。リズムに乗った神戸大は1Q後半に今季初スタメンQB川島からWR中山へTDパスを決め、14-0で第1Qを終えた。反撃したい大産大は第2Q、QB松本からWR天野へのロングパスを成功させ七点を返す。しかし神戸大はランを中心に攻撃を続け、残り五十秒にRB出口が左サイドに走り込んでTD。前半は21-7と神戸大リードで折り返した。
第3Qはラン攻撃で大産大陣内に入り、QB川島からWR片桐へ三十五ヤードのパスが成功、キックも成功し七点を追加、リードを二十一点にする。大産大はQB松本自ら二本のTDを決め28-19とするがここで時間切れとなった。
これで神戸大は三勝目をあげ、1部残留が決定した。矢野正仁ヘッドコーチは「ほっとした。気がねなく関学戦に臨める」と安心した様子。得意のパスで見事期待に応えたQB川島は「めちゃくちゃ緊張したけど、強気で行こうと思った」とほっとした表情を見せた。
●関西学生アメフットボールリーグ(11月8日・西宮スタジアム)
神戸大 14 7 7 0=28(3勝3敗)
大産大 0 7 0 12=19(1勝5敗)
甲南大 14 7 0 10=31(2勝4敗)
関 大 7 7 0 7=21(1勝5敗)
了