神戸大混声合唱団アポロン第三十五回記念定期演奏会が、十二月十四日に神戸文化大ホールで行われ、約一千人の人が詰め掛けた。【十二月十四日 神戸大NEWS NET=UNN】
今回の記念定期演奏会が、四年生の卒業公演となり、会場にはアポロンのOBや応援団など神戸大関係者も多かった。
午後四時三十分より演奏会が始まり、混声合唱組曲「十ぴきのねずみ」、「CHICHESTER PSALMS」などが披露された。とりわけ、「CHICHESTER PSALMS」の澄んだボーイアルト(常陰哲さん)は、観客を魅了した。
部長の宮崎圭さん(法・四年)は「今回の定演には満足しています。観客も多かったですしね。でも、これで終わりだと思うとさびしい気もします。後輩には、関西にアポロンありと呼ばれるほど、大きくして欲しいですね」と目を輝かせて語った。
定演終了後には、ロビーコールが文化ホールの外で行われ、冬の寒空の下に透きとおったハーモニーが響き渡った。
【写真】約1000人の観客を前に、澄んだハーモニーを披露した。(12月14日午後6時 神戸文化大ホールで。 撮影=堀江悟)