診断病理学の拠点開設へ 神戸大など連携

NPO法人「国際診断病理センター」(理事長=斎藤洋一・元神戸大付属病院長)は六月八日、神戸大らと連携し、診断病理学の研究や普及拠点施設を神戸に開設すると発表した。【6月8日 UNN】

 この施設は「神戸大オペレーションセンター」と名付けられ、ポートアイランドに開設される。診断病理の専門施設は国内初。専門的な医療サービスの提供や、開発途上国への技術支援などを行う。
また神戸オペレーションセンターは神戸大や名大、診断病理で定評のある米マサチューセッツ総合病院などと連携。専門医や技術者ら八人を常駐させ、専門医のいない全国の医療機関に対する診断サービスの提供を行う予定。さらに遠隔地の医療機関から送られてくる顕微鏡画像などをもとに、遠隔診察を行うシステムも開発するという。

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