神戸大マンドリンクラブが所属している、神戸学生マンドリン連盟主催の第二十二回合同演奏会が六月十日に西宮市民会館アミニティーホールで催され、神戸大マンドリンクラブが、他大学とともに華やかな音色を奏でた。【6月10日 神戸大学NEWS NET=UNN】
神戸学生マンドリン連盟とは、神戸大、甲南大、甲南女大、神戸女大、神戸商大、神戸親和女大、神戸薬科大、武庫女大、姫路学生マンドリングループの九団体で構成され、年に一度、オーケストラの合同演奏会を行っている。
今回の演奏会は、甲南大と姫路学生マンドリングループ以外の七団体で行われた。この演奏会は、三部構成で、神戸大マンドリンクラブは、第一部と第三部に参加。第一部は、神戸大と武庫女大による演奏、Fr.Menichetti編曲の『黒い瞳 ロシア民謡』と、小井洋明作曲の『マンドリンオーケストラのための”リフレクション”』。第三部は、全参加大学による演奏、S.Falbo作曲の『田園写景』と、鈴木静一作曲の『悲愴序曲”受難のミサ”』。
神戸大マンドリンクラブの木下祐路チーフマネージャー(発達・三年)は、「緊張したが、本番がはじまるとやるしかなかった。練習では出せなかった、音のしまりを出せた。やはり音楽は気持ちいい。練習のときは細かいことをいちいち気にしていたが、本番ではそんなことも勢いで吹き飛んだ。」と、満足そう。「今回の合同演奏会に向けて、三月から練習を積み、五月からは週一回のペースで、神戸大が中心となり、参加団体全体練習を繰り返してきた。この演奏会は、他大学との演奏を楽しみ、かつ、多くの人にマンドリンの良さを知ってもらえるものにしたい」という。
観客は約百五十人。例年なら、百人にも満たないが、今年は、京都・大阪・神戸で三千枚のチラシを配布した効果が出た。閉会の時には、観客から限りない拍手が送られていた。神戸大マンドリンクラブの次回の演奏会は、十二月十六日に予定されている。
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