今年三月下旬から、環境に配慮し、大学構内に置いてあるごみ箱に新しくペットボトル専用のものが加わった。【6月16日 神戸大NEWS NET=UNN】
大学生協によると、一昨年の十二月から、大学構内にあるごみ箱を、「燃えるごみ」「燃えないごみ」「ビン・カン・ペットボトル」の三種類にわけて置いていたが、夏ごろからペットボトルの利用が急増したことから、「カン」「ペットボトル」「その他」の三種類に今年の三月下旬から変更した。変更した時期については「新学期に間に合うようにした」とのこと。また、神戸市から大学に向けて、分別するようにと言われていたことも一因である。
回収されるペットボトルの数は多いが、それ以上に、分別への協力がうまく進んでいる印象が大きいという大学生協専務理事の寺嶋英介さんは、「毎日の行動に学ぶことが大切。環境に対する学生の意識が高まってきている」と話す。
回収されたペットボトルは、中間処理業者の手を経て繊維メーカーに届けられ、リサイクルされる。課題はその製品の活用で、生協では、PET樹脂製品を店舗で販売したいとしている。
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