第四十回三大学体育大会(旧三商戦)の開会式が午後一時から六甲台講堂で行われた。会場は、各大学の応援団による校歌斉唱などで熱気に包まれ、今後の各部の熱戦を期待させるものとなった。【6月29日 神戸大学NEWS NET=UNN】
三大学体育大会、通称「旧三商戦」は、神戸大、一橋大、大市大がまだ高等商業学校と呼ばれていた明治以来行われてきた。二〇〇〇年を迎えた今年の大会は第四十回の記念大会となる。
その記念すべき今大会の主幹校は神戸大。西塚泰美学長は、挨拶の中で「喜ばしく思う。今しかできないことなので、有意義なものにしてほしい」と学生達にエールを送った。また、近藤勇志大会実行委員長(理・三年)は「三商戦についてまだよく知らない学生もいる。歴史あるこの大会の知名度を上げることに力を注いでいきたい」と話した。
選手宣誓では、ハンドボールの小池浩之主将(法・三年)の「全力を尽くして戦います」という声に、拍手が起こった。
その後、各大学応援団長が指揮をとり、それぞれの校歌斉唱、そしてエールの交換がされた。各大学に勝利を呼び寄せるような強い歌声が、講堂内に響き渡っていた。
また、今年は第四十回記念ということで優勝旗が作られた。「今までなかったので、シンボルになればいい」と神戸大熊野健体育幹事長(営・三年)。旗は、閉会式で初披露される。
現在、神戸大は今大会で十八連勝中。神戸大の太田幸里応援団長(農・四年)は「優勝するのは当然です。ただそれを大学の中でどう盛り上げていくかが大切」と話した。また、熊野幹事長は「今年は例年以上に盛り上げたい」と話し、去年はわずか五点で首位を逃した一橋大はの蔭山雄介幹事長は「優勝旗はいただきます」と一言。そして、今まで三位に甘んじることの多かった大市大の八木勝利幹事長は「今年の大市大は各クラブ新入生の勧誘にも力を入れ、とても活気づいている。今年は大市大が勝つでしょう」三人とも勝利への意欲あふれるコメントだった。
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