軽音楽部ジャズの水無月ライブが、メリケンパークで午前十一時二十分から行われ、足を止めた通行人とともに大いにに盛り上がった。【7月1日 神戸大NEWS NET=UNN】
軽音楽部ジャズの毎年恒例のイベント、水無月ライブは今年はメリケンパークで行われた。三〇度を超える炎天下で約半日にわたり、熱い演奏が行われた。
同クラブの年間活動としては、この水無月ライブ、合宿ライブ、夏に梅田のアムホールで行われるジャズコンサート、六甲祭ライブ、十二月に軽音楽部ロックと合同で行う定期演奏会がある。人数の少ない小バンドは、他のライブで演奏する機会があまりないが、今回は多彩なバンドが競演する数少ないライブだ。
ライブはラフな感じで、出場希望のバンドが好きなように演奏するというもの。出場したのは、ビッグバンド二組と小バンド十三組。曲目も、ジャズに限らず、ボサノバやポップスまで様々なジャンルが幅広く演奏された。
バンドマスターの笹倉歩さん(文・三年)は、「水無月ライブは自分たちの好きなようにできるので、とても楽しい。形式ばったものもなく好きなように演奏できる。道行く人にも、足を止めて、演奏を聞いてもらえたら嬉しい」と話す。
ライブへは部員はもちろん、道行くカップル、家族なども足を止め、日傘やタオル、開け止めクリーム片手に演奏を楽しんだ。メリケンパークでのステージでは、出航する船の警笛音が鳴り響いたり、風で演奏者の帽子が飛んだりと、様々なハプニングも。しかし、炎天下でのステージに、観客は皆、真っ赤に焼けた顔で満足そうだった。
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