安重根の遺墨、広島で見つかる 魚住教授が鑑定

 朝日新聞によると伊藤博文を暗殺した韓国独立運動家の安重根が獄中で書いたと見られる遺墨が、広島県内で見つかった。七月二十六日ソウルで記者会見が開かれ、筆跡鑑定を神戸大教授が行っている。【7月26日 UNN】

 遺墨は、広島県向原町、浄土真宗本願寺派願船寺当主、設楽正純さん(七二)が保管していた。縦三十三センチ、横六十六センチの和紙に「獨立」と横に書かれ、和紙は劣化して黄ばんでいた。
安の遺墨はこれまでも複数見つかっているが、朝鮮半島の民族的英雄ともいえる安の思想を直接表現した遺墨だけに、日本による植民地支配が第二次大戦後の民族分断につながった韓国と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)両国民の関心を改めて呼びそうだ。
すでに安の遺墨とされているものと、この遺墨を写真で比べ、筆跡を鑑定した魚住和晃・神戸大教授(国際文化学部・文字文化形象論)は真筆と判断していいのではないかと分析している。

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