「神戸経済新生会議」の総括会議が開かれる

第一回「神戸経済新生会議」の総括会議が七月二十七日、神戸市役所で開かれた。座長は新野幸次郎神戸大名誉教授。【7月27日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 「神戸経済新生会議」は、阪神大震災以降低迷している神戸経済の活性化策を探ろうと、学識経験者やベンチャー企業の経営者らで結成したもの。
 神戸市産業振興局が鉄鋼、造船など重厚長大型が主力だった従来の産業構造に問題があるとして主催。
 神戸市は大震災から五年半が経過し、住宅などハード面はほぼ復興したが、地場産業などは依然振るわず、全体で復興は八割程度にとどまっている。
 会議のメンバーは四十人で、「世界交流」「知識創造」「市民経済」の三つの部会を設ける。東京の財界人などからも意見を聞き、来年早々に神戸経済の構造上の問題点や目標像について提言する。

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