関西学生吹奏楽連盟オリンピック実行委員会が、八月二日に桃山大でシドニーオリンピック開会式の演奏に向けての練習を行った。このチームには、神戸大吹奏楽部のメンバーも参加している。【8月2日 神戸大学NEWS NET=UNN】
シドニーオリンピックには、関西学生吹奏楽連盟から日本を代表して百八十四人が出演予定。これは、約六百人の中から選考された。練習は昨年の九月から始め、月一回のペースで練習をしている。二月と六月には、ニューヨーク大学の講師が来訪し龍谷大で練習が行われた。その時の参加人数は約百七十人。今年の七月は週一回のペースで、八月二十一から二十七日までは毎日みっちりと練習を行う。八月三十日には、大阪国際交流センターで壮行演奏会が行われる予定。
今日の練習には、約百人の学生が参加した。実行委員会委員長の倉地祥子さん(桃山大・二年)によると「プロでもなかなか出られないのでプレッシャーがあり緊張した。また、統制をとるのとみんなの志気を高めるのに苦労したが、練習は順調に進んでいる」と話す。暑い中、学生達は一生懸命練習に取り組んでいた。
吉田玲子さん(神戸大・三年)は「学校の勉強とクラブとの両立をするのに苦労した。でも、日が近づくにつれて参加しようと思ってよかった」と話す。
また、樽井博司さん(関学・四年)によると「大学ごとの演奏の風習が違うからそれを合わせるのに苦労した。でも、いろいろな人と演奏をすることができ、みんなで一つずつ作り上げていくことが楽しい」と話す。
永所啓明さん(阪大・四年)は「なかなか全員が集まることができなかったが、長い間練習をがんばってきたのであせりや不安はありません。モチベーションをさらに高めていくのが課題だ」と話している。
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