自由劇場の新人公演「ホテルカリフォルニア~私戯曲県立厚木高校物語~」が六甲台講堂で行われ、舞台経験のまだ浅い団員たちが、多感な高校時代を見事に描き出した。【8月26日 神戸大学NEWS NET=UNN】
物語は七十年代の進学校が舞台。ほとんどの学生が現実的でさめている中、冷たい目を向けられながらも情熱に燃える高校生達をコメディ仕立てで描く。出演はほとんどが一年生ながら、多感な高校生達を見事に演じた。感動のラストシーンが終わると、熱演した団員達に惜しみない拍手が送られた。
サークル活動後に見に来たという学生は、役者が一年生だという事を知り、「半年でこれだけうまくなれるなんてすごい。高校時代を思い出して感動した」ととても満足そうだった。
今回、初めて演出を担当した向原孝樹さん(経営・二年)は「役者一人一人に心の動きを伝えるのが難しかった。でも一年生は一生懸命考えて演じてくれた」と興奮した様子で話した。また、「これから役者だけでなくスタッフをする時もあるだろうが、芝居を好きな気持ちは忘れないで楽しんで欲しい」と後輩にエールを送った。
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