経済学の理論的、計量的研究の発展を目指している国際的学「エコノメトリック・ソサエティ」の極東会議が、二〇〇一年七月に神戸大が担当大学になって神戸で開催される。アジアの若い研究者の参加を支援するために募金活動も行っている。【8月29日 神戸大学NEWS NET=UNN】
エコノメトリック・ソサエティ極東会議(代表 鈴村興太郎・一橋大経済研究所教授)とは、二年に一回東アジアで開催されている国際的な理論経済学、計量経済学の学会。アジアのほか欧米、オセアニアなどから約四百人の参加が見込まれている。
これまでに、一九八七年に青学大で、八九年に同大で行われたあと、九一年ソウル、九三年台北、九七年香港、九九年シンガポールで開催されてきた。この間、九五年には慶大で世界大会が開かれたが、二〇〇一年に神戸大が担当大学になり、久しぶりに日本で開催される。七月二十日から三日間の日程で、会場は神戸国際会議場。
アジアの若い研究者も多数参加するが、その渡航費や滞在費の負担を軽くするために、新庄浩二・神戸大教授、篠原総一・同大教授、伴金美・阪大教授らでつくる「2001年エコノメトリック・ソサエティ極東会議募金委員会」では、募金活動もしている。
●2001年エコノメトリック・ソサエティ極東会議
日時 2001年7月20日(金)
開会式、招待講演、分科会
7月21日(土)
招待講演、分科会、歓迎レセプション
7月22日(日) 招待講演、分科会
募 金 《金額》一口10万円以上
《募金期間》2000年6月1日から2001年4月30日
《申込先》神戸市灘区六甲台町2-1
神戸大学経済学部 新庄浩二
電話078-881-1212 代表
《払込先》さくら銀行日比谷支店
普通口座 7381341
財団法人統計研究会「理論・計量経済学の現状と将来展望」特別会計
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