関西学生タッチフットボールトーナメントが九月二日に開幕した。神戸大ROOKSは武庫女大GENTLE BREEZEと対戦し、32-12の白星発進。【9月2日 神戸大学NEWS NET=UNN】
開始早々、武庫女大QB三輪がいきなりの36ヤードラン。虚を突かれた神戸大だがDT東が阻止。今度はQB東本が30ヤードランでTD、TFPも決め神戸大が先制した。
春のトーナメント戦では54-0で神戸大が完封勝ち。しかし今回は、出始めのロングランは止めたものの第2Q、第3Qで得点を許す。遠方からのパスキャッチ、QB東本のロングランなどいつもの神戸大の攻撃態勢は変わらないが、終わってみれば32-12。昨今の下位チームとの対戦ではまれに見る失点の大きさだった。
勝ちはしたものの「ボロボロだね。特に精神面が」と今岡コーチは渋面。「失点に反則。しょうもないミスで自らおのれを崩している」。第3Qでは二回続けてファウル。合わせて15ヤードの後退罰則を受けた。
欠点ばかりではない。今リーグから本格的に出場した一年生はまずまずの動き。守備ではDT東がよく止め、攻撃ではWR池田がうまいパスキャッチで得点に貢献した。
だがやはり課題は多い。開幕前「『ROOKS』の形で勝ちたい」と話していた鈴木主将。初戦を終え「まだまだ。チームとしてできてない部分がたくさんある」と白星発進にも納得いかない様子だった。
「『魂』を入れ直して臨む(今岡コーチ)」という次戦は九日九時半より西宮球技場で同大JOESと対戦する。
●関西学生女子タッチフットボール秋季リーグ(9月2日・聖和大グラウンド)
神戸大 7 7 6 12=32 武庫女大 0 6 6 0=12 聖和大 7 7 6 13=32 大手前大 0 0 0 7=7 京府大 14 0 13 14=41 同 大 7 13 7 12=39
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