秋季近畿学生野球1部リーグ第一節第三戦が九月五日、南港中央野球場で行われ、神戸大は奈産大に10-1と七回コールド負けをした。【9月5日 UNN】
九月にはいっても一向に秋の到来を感じさせない熱い日差しの下、緊迫した試合が展開された。
これまでの成績が一勝一敗と、どうしても負けられないこの試合。神戸大の先発は、一昨日の試合で七回途中から登板し復活の兆しを見せたエース福田。しかし、序盤から球が高めに浮き、制球力が今一つの様子。そんな福田に奈産大打線が襲いかかる。二回裏、先頭打者の五番平林を凡打に抑えた後、守備のミスもあり、四球、犠飛を挟んでの三連打、四得点を許してしまう。なんとか牽制で一塁走者を刺し、この回を終わらせるが、今度は四回の裏、またも連打を浴びこの回二失点でノックアウト。二番手は、先日の試合で中盤まで好投をみせた深井が登場。しかし、守備のミスもありさらにこの回二失点を加えてしまう。
また五回には一死満塁から二打者連続の押し出し四球をあたえ、奈産大の得点は合計十点と大量得点。対する神戸大打線は、安打はでるものの続かずなかなかチャンスをつくれない。結局五回に一番大橋が犠飛で一点を返しただけに終わり、七回コールド負けで勝負の幕は閉じた。
山口章太主将は、「福田は外野から見ていて球が高かった。それに守備のミスも目立ったのが良くなかった。ウチは一点一点をしっかりと取っていくタイプのチームなので、今日のように序盤に相手に大量得点を許してしまうときつい」と、落胆の表情をみせた。
●秋季近畿学生野球1部リーグ第1節第3戦(9月5日・南港中央野球場)
神戸大 000 010 0=1 奈産大 040 420 X=10 (七回コールド) (一勝二敗) 【神戸大】●福田、深井、佐々木-達、和田 【奈産大】○島、佐藤-得居
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