関西学生リーグ一部に所属する神戸大レイバンズは九月九日、甲南大を初戦に迎え、三ヶ月にわたる長い戦いの幕が開ける。【9月9日 神戸大学NEWS NET=UNN】
神戸大レイバンズはオプションを軸とした攻撃と安定感あるDLが持ち味。それに加え、今年は関西屈指のキッカー今里のキックという大きな武器が加わった。「FGは全部決める」西宮ボウルにも選ばれ、のりにのってる今里哲雄選手は秋も大きな得点源となってくれるはずだ。
春にOLを一新し、コンビネーションが不安視されたオフェンス陣もQB林、吉野を中心にまとまりつつある。「ショートパスを確実に通していきたい」とリズムを強調する林に対し、オプションが得意という吉野。タイプの違う両QBの使い分けも大きなカギとなる。
ディフェンスの注目選手は西宮ボウルでインターセプトを決め、最優秀守備選手賞に選ばれた伊藤三郎選手。「ボールをとるのが好き」。元WRだけにインターセプトはお手のもの。一試合一つのインターセプトを目指し秋季リーグに挑む。
打倒三強を最大目標に掲げる網本憲主将は「キャリアのボールを積極的に狙っていったり、笛がなるまでしつこくマークしにいくなど、春にはなかったいい意味での荒さがついてきた。相手に点をとらせず、少ないチャンスをものにしてなんとしても三強に勝ちたい」と力強く話した。
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