関西学生ラクロスリーグ男子の試合が九月十日、服部緑地補助競技場で行われた。神戸大は関大を14-5で下し、リーグを三連勝。【9月10日 UNN】
今季の目標ももちろん「全国制覇」。「関西王者」の呼び声は健在だと、裏付ける一戦となった。
開始五分にAT前田が同大のパスがはずれたボールを拾ってシュート、先制点を挙げた。続いて北浦、小室のAT陣が冴え、14点という大量得点。第2QにはMF宮崎が小室に好アシスト。個人の能力を活かした「チームプレイ」も光った。
昨年六位という下位チームの関大に対して五失点。これは油断していたからではない。「相手をあなどらないこと」「恐れないこと」を課題として臨んだこの試合。第3Qにはゴーリーに竹内を起用するなど二年生を試し、「成長ぶりをみることができた」と綿健太郎ヘッドコーチは言う。
今季は開幕の龍谷大戦では12-1、次の甲南大戦は9-4とまずまずのすべり出しをきった。「毎試合ごとにうまくなっている」と評価するが「完成度はまだまだ」。
次の相手は同大。京大に引き分け関学にも一点差まで詰めるなど、ダークホース的な存在だ。(大串真紀 記者)
●関西学生ラクロスリーグ(9月10日・服部緑地補助競技場)
▽男子1部 神戸大 4 4 2 4=14 関 大 1 0 2 2=5 【神戸大】小室洋樹4、前田博樹3、筒井隆2、宮崎弘和2、北浦真、谷所慶、久保貴司 【関 大】養父正男3、船越祐次、小原靖弘 立命 3 2 3 1=9 同大 0 3 0 3=6 【立命】喜島朋人2、村上済2、山田崇史2、岡田剛士、花房知之、鳩場通弘 【同大】山下公典3、畑中誠司2、川端英 龍谷大 1 3 2 1=7 関 学 2 1 1 2=6 【龍谷大】田代直樹2、浅尾一雄、石原裕介、服部慎也、高山信雄、原村正真 【関 学】柳田真吾2、辻慶一郎、相原将人、立花司、園田顕央
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