関西学生アメフットリーグが九月十六日、西宮球技場で行われ、神戸大レイバンズは強豪の京大相手に善戦するものの、3-14で敗れた。これで開幕二連敗。【9月16日 UNN】
神戸大は第1Q、相手のファンブルから得たチャンスに、西宮ボウラー今里が三十三ヤードのFGを決め先制した。
前回、ミスが目立ったディフェンスも今日は絶好調。素早いタックルで相手を潰し、強豪京大を相手に前半は得点を許さなかった。
しかし第3Q、ディフェンスの一瞬の隙をつかれ、京大のTB関根に四十八ヤード独走され逆転。さらに第四Q開始直後にもQB今西にTDを奪われた。 神戸大もDB西田のインターセプトなどでチャンスを作ったが、京大の強烈なタックルにことごとぐ潰され、結局3-14で敗れた。
「勝ちたかった」春から力強く掲げていた「打倒三強」が目前だっただけに、網本憲主将は悔しげに振り返った。ミスで自滅した甲南戦の屈辱から一週間。「死ぬ気で立て直した」そのディフェンス陣の健闘は次につながるであろう。 一方、「あと一本(TD)が出ていれば」と振り返ったのは矢野正仁ヘッドコーチ。京大のタックルでけが人が出たことや雨でボールが滑ったことなど不運が重なったことも事実だが、リードしていた時に追加点を挙げれなかったのが、勝敗を分けた。 次戦も強豪の立命戦。十月一日午後二時二十分から宝ヶ池球技場で行われる。(岩生航 記者)?【写真】第2Q、京大の攻撃を防ぐ神戸大ディフェンス。前半は3-0でリードしていたが後半逆転される。(9月16日西宮球技場で 撮影=土橋いつこ)
●関西学生アメリカンフットボール(9月16日・西宮球技場)
神戸大 3 0 0 0=3 京 大 0 0 7 7=14
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