前半、神戸大は波に乗りきれなかった。試合開始直後、AT前田のゴールで先制するも、足は動かず、パスはつながらない。格下の同大相手に、第1Qを2-1で終えた。
しかし後半になると、次第に神戸大ペースになる。パスがつながり始め、MF北浦、AT森津らのゴールで着実に加点した。ディフェンスもまとまりが良くなり、同大オフェンスを四点に押さえ込んで追撃を振り切った。
波に乗っている立命、後が無い関学をこれから相手にしなければならない神戸大にとって、スロースターターは大きな課題となりそうだ。関西三連覇、二年連続で逃がしている悲願の日本一に向けて、北浦主将は「自分たちのプレーができれば絶対勝てる。三度目の正直ですよ」と熱く語った。綿健ヘッドコーチは「今は新しいチームになったつもりで取り組んでいる。優勝、日本一に向けてはディフェンスが鍵になるだろう」と冷静な様子だ。
●第11回関西学生ラクロスリーグ戦男子1部(9月24日・流科大グラウンド)
神戸大 2 3 3 3=11 同 大 1 1 0 2=4 【神戸大】北浦4、前田3、田中2、谷口、森津 【同 大】川端、福田、東野、山下 関 学 3 4 2 5=14 甲南大 1 1 2 1=5 【関 学】辻慶3、立花2、柳田2、中野、中井、北浦、相原、幸本、中村、水田 【甲南大】楠2、土居、田中、奥村
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