神戸大生によるミニバイクの事故が急増、この八か月の間に四人もの学生が亡くなっている(灘署調べ)。同署は秋の交通安全運動の一環として、神戸大のミニバイク通学者などを対象に、事故防止を呼びかけている。正門前と発達科学部西の駐輪場で午前十時半から約一時間、近くにいた運動部員らも手伝って、チラシの配布が行われた。【9月29日 神戸大NEWS NET=UNN】
最近、神戸大生によるミニバイクの事故が急増、神戸大生による交通事故の六割を占めている。自動二輪も加えるとその八割がバイクによる事故となる。そして昨年十二月から今年八月の間に四人もの学生が亡くなっている(灘署調べ)。灘署は「しばらくはチラシの配布を定期的に続ける」と深刻にこの状況を捉えている。
神戸大の立地から、通学にバイクを使う学生は非常に多く、またその数も年々増加しているという。学生の意識にも「六甲での一人暮らしにバイクは必需品」というものがあり、入学時に購入する学生も多い。「バイトの行き帰りや、ちょっと友達の家にいくときに乗る」という声からも、バイクの使用が通学時だけではなく、生活に密着していることが伺える。
今回のチラシ配布で、主体となっている交通安全協会婦人部は、神戸大周辺に住んでいる主婦たちによるボランティア。同世代の子供を持ち、交通事故を目の当たりにしてきた中で「せっかくここまで両親に育てられたのに、事故でその命を無駄にしてほしくない」、「今回のチラシ配布が意義あるものになってほしい」と話した。
【写真】急増する神戸大生のバイク事故。交通安全協会な
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