準硬式野球 リーグ最下位「僅差に泣いた」

関西六大学野球準硬式秋季リーグが十月二十日に閉幕。最終戦の今日、阪大に4-5で敗北。神戸大は一勝九敗でリーグ最下位に終わった。【10月20日 UNN】

 僅差で泣いたリーグだった。
初戦、同大に1-12と大敗するが第二戦では逆転勝ち。金城主将が挙げた「一勝一敗からの勝利」という今季の目標スタイルに沿った流れだ。
しかし第二節以降、立命に4-5、阪大に2-3とあと一歩のところで勝ち点を逃す。結局白星は同大戦の一つだけだった。
「『勝てるチーム』だと思う。でも『勝つチーム』ではない」と金城主将は言う。僅差での敗北。ここ一番のねばりが足りない。また、二ケタ失点が三試合。まだまだ力不足だと認めざるを得ない。
だが「春よりチーム全体はよくなっている」。秋の屈辱を晴らすため、「勝つチーム」作りに向けて再出発だ。(大串真紀 記者)

●関西6大学準硬式野球第5節2回戦(10月20日・舞洲ベースボールスタジアム)
関大 002 000 000=2
関学 000 001 100=2
(1勝1分)
【関大】浅野、小林-浅井
【関学】宮畑-小田
(関大は2季ぶり19回目の優勝)

 阪 大 001 010 102=5
神戸大 211 000 000=4
(阪大2勝)
【阪大】庵下-森本、山城
【神戸大】田名部-鐘江

 同大 102 00=3
立命 100 00=1(5回降雨コールド)
(1勝1敗)
【同大】佐渡島-大島
【立命】金谷、高木-脇山

▽総合成績
1位 関 大(7勝2敗1分)15ポイント
2位 関 学(6勝3敗1分)13ポイント
3位 立 命(6勝4敗)  12ポイント
同 大(6勝4敗)  12ポイント
5位 阪 大(3勝7敗)  6ポイント
6位 神戸大(1勝9敗)  2ポイント

▽個人成績
▼打撃10傑
首位打者 脇山宏樹(立命) 4割3分3厘
2位   三浦達也(関大) 3割6分7厘
3位   森 映介(神戸大)3割6分4厘
4位   平野雄也(関学) 3割5分7厘
5位   福元信治(同大) 3割5分5厘
請島憲一(立命)
7位   中山 聡(関大) 3割5分1厘
8位   宮下敏夫(関大) 3割2分4厘
9位   吉本弘毅(関学) 3割2分3厘
10位   平家靖久(関学) 3割2分1厘

▼最多打点賞
脇山宏樹(立命) 12打点

▼本塁打賞
奥沢秀行(立命) 1本
迫田龍吾(関大)
原田淳之(神戸大)

▼最多盗塁
有馬文晃(同大) 13盗塁

▼最多勝利投手
高見 順(立命)4勝
浅井俊行(関学)
山崎泰史(同大)

▼最優秀投手
山崎泰史(同大)防御率0・62

▼ベストナイン
投 手 山崎泰史(同大)
捕 手 脇山宏樹(立命)84ポイント
一塁手 宮下敏夫(関大)47ポイント
二塁手 中山 聡(関大)47ポイント
三塁手 有馬文晃(同大)23ポイント
遊撃手 門司大樹(立命)29ポイント
外野手 棚倉淳平(関大)47ポイント
平家靖久(関学)46ポイント
桂 潔 (関学)38ポイント

▼新人賞
山崎泰史(同大)

▼ベストマナー賞
庵下勇輝(阪大)
難波啓介(関学)

▼最優秀選手
宮下敏夫(関大)

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