国立の東京商船大と東京水産大が、数年以内の統合を目指すことで学長同士が合意したことが、十月二十日わかった。統合が実現すれば、国立の単科大同士としては初めてとなる。【10月20日 UNN】
商船大は商船学部のみで学生数約千人、水産大は水産学部のみで約千七百人。両校は一九四九年に設立され、海洋交通、海洋生産関連に人材を送り出してきた。今後の国立大学の独立行政法人化をにらみ、教育や研究活動の基盤強化を図る観点から統合への方針を固めたという。統合には教授会など大学同士での正式合意の後、国立学校設置法の改正などが必要なため、数年を要するとみられる。
大島文相は閣議後の記者会見で、積極的に支援したいしている。
国立大同士の統合は、山梨大と山梨医大、筑波大と図書館情報大などがすでに統合をめざす方向を打ち出している。
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