東大の本郷キャンパス(東京都文京区)にある女子トイレに隠しカメラが仕掛けられたり、のぞかれたりする被害が相次いでいることが十月二十四日までに分かった。学長名で被害者に情報提供を呼びかける異例の通達を出すとともに、学内に特別相談電話を設置した。【10月24日 UNN】
九月十五日には理工系四年の男子学生が、図書館の女子トイレに潜んでいるところを警備員に見つかり、のぞき行為を認めた。男子学生が所属する学部が処分を検討している。盗み撮りについても関係があるかどうか、大学が調べている。
九月上旬に東大から被害届を受けた警視庁本富士署も軽犯罪法違反、建造物侵入の疑いで捜査している。
また同署などによると、九月一日、法文一号館一階の女子トイレでは、カメラのようなものが設置されているのが学内関係者に発見され、大学に届けた。
事態を重視した東大は今月十三日付で、蓮実重彦学長名で被害者に情報提供を呼びかける異例の通達を出すとともに、学内に特別相談電話を設置した。
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