演劇部自由劇場によるショート・ストーリー八本立ての公演が、六甲台講堂で行われた。それぞれおちのあるコメディーに会場は笑いがたえなかった。【11月1日 神戸大学NEWS NET=UNN】
題して「十月ハーバーがいせんプラス実験公演」。十月二十八日のハーバーランドでの本公演は雨で流れた。それだけに部員達は気合いが入っていた。
十月三十一日の午後五時十五分から、六甲台講堂で行われた公演は、これまでの自由劇場のプログラムとは趣向を変え、ショート・ストーリー八本立ての公演。初日がハーバーランドでの屋外公演を想定していたため、初めて芝居を見に来た人にも楽しんでもらい、芝居を好きになって欲しいという願いから、このような公演になった。
それぞれのストーリーの題目は、「幻覚カプセル」、「自己否定する霊」、「身元確認」、「いん石の影響」、「嘘の森」、「吸血鬼」、「輪廻橋」、「絶望居士・・・」。それぞれおちのあるコメディー。各約十分の劇だ。
会場には約七十名の観客が訪れ、自由劇場の人気が表れていた。劇だけでなく、各劇をつなぐ音響、映像も凝っていて、観客は舞台に集中。劇もコメディーが多く、客席からは笑いがたえなかった。入場の際に毛布を配るなど、観客に対するちょっとした心遣いも。?
初のショートコント形式に挑戦した演出の松田和幸さん(経営・四年)は、「作るのが難しく苦労したが、観客が楽しんでくれただけで満足。」とほっとした様子。
テンポのよい劇に観客の顔には笑顔があふれ、カンパをしている人もいた。
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