国立大で授業料の着服など不正経理の続発を受け、文部省は十一月二日、東京都千代田区の全国都市会館で各大学の経理部課長ら約百五十人を集めて臨時対策会議を開いた。【11月2日 UNN】
不正経理の具体的な防止策として、窓口での現金収納の廃止、経理事務の本部などへの一元化、専属職員の配置などで徹底した内部監査の実施、会計事務を長期間担当させない、公認会計士の活用など外部監査の導入などを示した。
国立大では、教官らによる架空出張費や旅費の二重請求などがあったため、二〇〇〇年四月には会計課長名で内部監査の充実などを求める通知を出していた。しかし、その後も東京農工大で事務職員による授業料約八百万円の着服などが発覚した。?
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