毎日新聞の十一月三日付朝刊によると、神戸大で十一月九日の学長選を前にして行われた予備選挙で、トップになった前工学部長の教授が候補者から外れていることが分かった。同紙は評議会の主流派による理系外しとの見方も出ている、と伝えた。【11月3日 神戸大学NEWS NET=UNN】
毎日新聞の報道によると、神戸大の学長選は、教員や事務員ら全職員約二千八百八十人でまず意向投票と呼ばれる予備選挙を行う。これを参考に、学長が議長を務め、学部長ら総勢四十一人で構成する評議会が七人の候補者を選出し、助手以上の教員による本選挙を行う。
同紙によると意向投票は十月十二日にあり、前工学部長の教授が全体の約二割の票を獲得しトップになった。しかし、同十九日の評議会の選考会で外れたため、工学部の教授陣が反発している。また、現学長は医学部出身だが、評議会は文系が過半数をしめており、今回の件は評議会の主流派による理系外しとの見方も出ている、という。。
毎日新聞は朝刊社会面トップの六段、五本見出しという大きな扱いでこのニュースを伝えた。
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