三商大学生研究討論会(三商ゼミ)が今年で開会五十周年を迎え、記念フォーラムが神戸大六甲台講堂で開かれた。講演に折口雅博さん(グッドウィルグループ会長)が招かれ、熱弁をふるった。【11月26日 UNN】
三商大学生研究討論会は、旧商科高等専門学校を前身に持つ一橋大、神戸大、大市大の学生により、一九五〇年から始まった。三大学で順々に他大学を迎え、対抗ゼミを行う。今年は神戸大が主幹校となっていた。
三商大学生研究討論会準備委員会では節目を迎える今年、五十周年記念フォーラムを神戸大六甲台講堂で開催。講演にグッドウィルグループ会長である折口雅博さんを招いた。会場には約二百五十人の人が訪れていた。
記念フォーラムは前半に講演会、そして後半に起業家と学者の対談という構成。対談は経営学研究科の原田勉助教授。
講演で折口さんは「既成概念に捕らわれるとビジネスチャンスを失う」と自らの業績と照らし合わせ話した。また「目標意識を持つこと」を身振り手振りを交え、繰り返し強調した。
講堂には対抗ゼミに来ていた一橋大、大市大の学生のほか、多くの社会人の姿も目立った。準備委員会委員長の岡建志さん(営・四年)は「三商ゼミ五十年の節目に、三商大らしいメッセージを、学外に向けて発信できなのではないか」と話した。
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