声の可能性を再確認 混声合唱団エルデ定期演奏会

神戸大混声合唱団エルデの第三十七回定期演奏会が十二月二日、尼崎市総合文化センターアルカイックホールで行われた。「生の歌声のすばらしさ」を実感させる演奏会となった。【12月2日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 今一度、歌うという根元的なことから見つめなおし練習してきた同合唱団。他大学生や一般の社会人が交じった観客相手に、やわらかく、広がりのある歌声を響かせた。
 近年から歌を活かした劇を取り入れるようになったが、今年はその劇に踊りが加わり、より視覚的に楽しめるものとなった。
 また、メインの第三幕では、指揮者の古賀順子さん(法・四年)の情熱的な指揮の下、「やさしさは愛じゃない」が歌われた。特にクライマックスは、会場全体が、透き通った、それでいて迫力のある歌声に満たされ、聴衆を魅了した。
 部長の木村武志さん(理・三年)は「(定期演奏会の)日程が重なってしまったサークルも多々あったけど、お客さんがたくさん来てくれてよかった」と会の成功に満足した様子。
 コンピューターによるエフェクトや、音のデジタル化により、より良い音が簡単に作り出せるようになった昨今。その中で、生の歌声でしか味わえないすばらしさ、というものを実感させた。

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