狙うは全国制覇  ラクロス全日本9日に開幕

ラクロス全日本選手権が十二月九日に開幕する。関西学生男子一位の神戸大は一回戦で東海学生一位の名城大と対戦。今年こそ「全国制覇」を狙う。【12月7日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 昨年十二月十二日、宝ヶ池球技場での全日本選手権準決勝。対戦相手はクラブチーム全国一位のバレンティーア。前半はリードしていたものの第3Qの六失点がひびき、8-10で惜敗した。「敗因?相手が強かっただけ。あれでもよくやったと思う」と北浦真主将は振り返る。
個々の能力が高かった昨年のチーム。これに対し今年は「チームワーク」のチームだ。AT前田やMF北浦、G有森など昨年からの主要メンバーを中心に、「全日本優勝」という、昨年果たせなかった目標へ向けての結束は固い。ファイナルを含め全八試合、関西学生リーグを白星で撃破。「全国制覇」まであと三試合だ。

関学を11-1で破ったファイナル決勝から二週間、全日本を間近に控え追い込みの時期だ。しかし選手たちは緊張した様子もなく、むしろリラックスしたムード。練習は普段どおり週五回、三時間。その後自主練習を約二時間行なう。冬の朝、午前七時三十分という集合時間にも遅れる者はいない。「常に『土壇場』を意識している」という。日々の練習でのモチベーションを試合にも活かす。
一回戦の相手は名城大。三年連続同じ組み合わせとなった。昨年の全日本では13-3で圧勝した相手で実力・実績ともに神戸大が上だ。準決勝は立教大(関東学生二位)とラガマフィンズ(全国クラブ二位)の勝者と対戦。どちらも今まで戦ったことがないが、「不安はない」と断言する。スカウティングもかかさず、イメージトレーニングなどで綿密な対策を練る。

「負ける気はない。全国制覇、そのためにやっている」。全日本選手権一回戦、対名城大戦は十二月九日午前十時三十分より、舞洲運動広場でフェイスオフ。

●第11回ラクロス全日本選手権大会1回戦(12月9日・舞洲運動広場ほか)
※第1試合10:30~ 第2試合13:30~
<関西会場・舞洲運動広場>
▽男子第1試合
神戸大学(関西学生1位)VS名城大学(東海学生1位)
▽同女子
甲南女子大学(関西学生1位)VS金城大学(東海学生1位)

▽男子第2試合
ラガマフィンズ(クラブ2位)VS立教大学(関東学生2位)
▽同女子
WISTERIA(クラブ2位)VS東京女子体育大学(関東学生2位)

<関東会場・江戸川区臨海球技場>
▽男子第1試合
VALENTIA(クラブ1位)VS関西学院大学(関西学生2位)
▽同女子
MISTRAL(クラブ1位)VS武庫川女子大学(関西学生2位)
▽男子第2試合
慶應義塾大学(関東学生1位)VS西南学院大学(地方予選1位)
▽同女子
日本女子体育大学(関東学生1位)VS福岡大学(地方予選1位)

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