一月十七日に神戸大ニュースネット委員会の各ホームページの一日のアクセスが、過去最多に達したことがわかった。十七日だけで関連四サイトの合計アクセスは二千二百五十七件に達し、昨年十月の鳥取県西部地震の時の記録を上回った。「地震」というキーワードでの検索エンジンからのアクセスが多かったものと見られている。【1月26日 神戸大NEWS NET=UNN】?
阪神淡路大震災の参考図書・資料を検索する教育系サイト「阪神大震災を調べる!!ホームページ」には、一日で平常の二十倍近く倍の九百七十一件のアクセスで、過去最多。
また、ニュースネット委員会本体のホームページにも平常の二倍を超える二百八十七件が記録され、これも一九九六年六月の開設以来の最高記録。
このほか、高校社会科副教材『語り継ぎたい。命の尊さ~阪神大震災ノート』の読者交流のホームページには約二十倍の六百九件。震災関連サイトの表紙に当たるリンク集ホームページ「忘れたらあかん阪神大震災」には、やはり平常の十五倍の百五十件、いずれも一日のアクセスの過去最高を記録。関連四サイトの合計アクセス数は二千二百五十七件に達した。昨年十月の鳥取県西部地震のときのヒット千四百七十件を上回る記録だった。
ニュースネット委員会のウェブ担当者は、一般プロバイダーや企業からのアクセスのほか、自治体、大学、高校からのアクセスが多かったのではないかとみている。「鳥取県西部地震のときのように、大きな地震が発生した直後に、“地震”というキーワードで、ニュースネットの各サイトの検索アクセスが増える傾向にある」という。
「今回はエルサルバドル大地震(日本時間十四日午前二時三十五分ごろ発生)と、阪神大震災六年の日がほぼ重なったこと。教育系サイトの『語り継ぎたい。命の尊さ』などが、今年に入って複数の新聞や雑誌などで紹介されたことも影響しているのではないか」と話している。●ニュースネット関連HPのアクセス数(1月14日から1月20日まで)
日付 | Nネット本体 | 語り継ぎたい | 調べたい | 忘れたらあかん |
---|---|---|---|---|
14日(日) | 130件 | 111 | 230 | 28 |
15日(月) | 154件 | 228 | 468 | 51 |
16日(火) | 214件 | 392 | 811 | 87 |
17日(水) | 287件 | 609 | 1211 | 150 |
18日(木) | 194件 | 248 | 545 | 48 |
19日(金) | 152件 | 185 | 371 | 32 |
20日(土) | 133件 | 84 | 223 | 18 |
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