四月十一日、国際文化学部休養室で、落語研究会の新歓寄席が行われた。前半は拡益亭さぶ栄さん(農・三年)が落語「転失気」を熱演。後半は、大喜利が行われた。【4月11日 神戸大学NEWS NET=UNN】
多くの新入生が集まる中、おはやしにのって緑色の着物を着たさぶ栄さんが登場すると、大きな拍手が。さぶ栄さんが演じたのは、知ったかぶりの和尚が寺の小僧をつかって「転失気」の意味を探るという古典落語を分かりやすくアレンジしたもの。特に、耳の遠いおばあさんを大げさに演じたときには、客席から大きな笑いが起こった。
後半の大喜利には、非常に個性的な九人の部員が登場。客席からお題をもらうような演目もあり、即興で答えを考えるのはさすがといったところ。上手な答えが出た時には、客席から感嘆の声もあがった。
従来、落語は古い言葉づかいで、一般の大学生には分かりにくいと思われがち。しかし、落研では大学生にも分かりやすい落語を目指しており、さぶ栄さんは「新歓寄席をきっかけに落語のイメージを変えてくれれば」と新入生に向けアピールした。
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