皮膚にも時計遺伝子 岡村教授ら確認

 睡眠などのリズムを決める体内時計をつかさどる「時計遺伝子」が、脳細胞の中だけでなく皮膚や臓器の細胞の中にもあることを神戸大医学部の岡村均教授や八木田和弘助手らのグループが世界で初めて確認した。【4月13日 UNN】

 同グループは一九九七年にマウスの脳の視床下部から体内時計のリズムを作る時計遺伝子を発見していた。しかし、脳以外の臓器のリズムを作られる仕組みは分からず、マウスで研究していた。
 その結果、マウスの皮膚の結合組織の線維芽細胞にも、これらと同じ時計遺伝子があり、脳内の親時計と連動して働いていることを確認。体内時計の解明にもつながると期待される。
 この結果は四月十三日付けの米科学誌「サイエンス」で発表する。

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