サッカー 阪大に完封負けで連勝ストップ

 関西学生サッカー春季リーグ二部Bブロック第三節、阪大-神戸大の試合が四月十五日、神院大第五グラウンドで行われた。神戸大は後半にフリーキックから失点、0-1で完封負けを喫した。【4月15日 UNN】

 神戸大は前半からフォワードにボールを送り、サイドから崩すサッカーを展開するも決定機を作り出せない。また、守備面ではラインを高く保ち、オフサイドトラップで相手の攻撃の芽を摘み、前半を無得点で折り返す。後半も同様の攻撃を展開するも、二十七分に約四十メートルのフリーキックを守備陣の連携ミスから決められ、先制を許す。その後も相手ゴールに迫るもゴールを決められず、0-1と完封負けを喫した。

 第二節まで両チーム全勝と、全勝対決となった神戸大対阪大の試合。神戸大は最終ラインを高く保ち、相手フォワードをオフサイドの網にひっかけ、決定機を与えない。後方からのボールをフォワードに収め、サイドへ展開して攻撃の形を作る。特に左サイドからMF津崎とMF曽我部が再三の突破を仕掛けるも、正確なセンタリングを供給できず、決定機を生み出せないまま無得点で後半へ。
 後半も前半と同様の攻撃を繰り出すも、阪大の厚い守備の前に得点機を生み出せない。攻撃陣を活性化させるために、選手交代などで活路を見いだすもののうまくいかず、次第に流れは阪大へ。
 そして二十七分、約四十メートルほどの距離からの左FKで阪大のMF文字に守備陣の連携ミスから直接決められ、先制点を許す。
 その後も最後まで諦めずに攻め続けたものの、最後まで阪大の守備に阻まれ、結局0-1の完封負けを喫した。?
 試合後、神戸大・青山監督は「(選手の)出足が遅かった。ボールが足元に収まり、トップからの流れるような展開にできなかった」と敗因を挙げた。また、「一、二年生が出場する機会が増え、チーム力が底上げされている。すごいチームになるという楽しみがある」と今後のチームの成長に期待を込めた。

●関西学生サッカー春季リーグ2部Bブロック第3節(4月15日・神院大第5グラウ
ンド)

阪 大 1 0-0 0 神戸大
      1-0

【阪大】文字

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