関西学生サッカー春季リーグ2部Bブロック第四節、神院大-神戸大の試合が四月二十一日、神戸大六甲台グランドで行われた。神戸大は前後半ともに一点ずつ失い、0-2で敗れた。【4月21日 UNN】
神戸大は前半から、積極的に攻めるも、神院大GK根兵の再三の好セーブなどに阻まれ、相手ゴールを割れない。逆に前半三十八分にはこぼれ球をFW上田に押し込まれ先制される。後半十五分のPKではGK中村がスーパーセーブを見せるが、後半二十五分にはセンターライン際からの直接フリーキックを決められた。結局、神戸大は得点できず、神院大に0-2で敗れた。
前節、阪大に完封負けを喫した神戸大は大きな声を出し、気合いを入れて試合に臨んだ。しかし、先制したのは神院大だった。前半三十八分、MF藤本のシュートがこぼれたところをFw上田が押し込んで得点。前半終了間際には神戸大もMF津崎のフリーキックからチャンスを得るが、MF栗田のヘディングは惜しくも枠を外れた。
後半に入り、十五分には神院大にPKのチャンスを与えてしまう。しかし、神戸大GK中村がスーパーセーブを見せ、得点を許さない。その後、FW上園を投入するなどして流れを変えようとするが、後半二十五分にDF杉本に直接フリーキックを決められ、0-2で完封負けを喫した。
試合後、青山監督は「(阪大に負けてから心がけてきた)チーム全員でやるサッカーができなかった」と敗因をあげ、「二回生なども伸びてきている。チーム全体の実力は底上げされてきている。一つ一つのプレーを大事にして、ゲームを通してレベルアップしていくしかない」と話した。
●関西学生春季リーグ第4節(4月21日・神戸大六甲台グランド)
神戸大 0 0-1 2 神院大
(勝ち点6) 0-1 (勝ち点4)
【神院大】上田、杉本
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