昨年度の東西学生王座が激突する男子ラクロストライアルゲームが五月四日、王子公園陸上競技場で行われた。GW中ということもあって多くの観客や神戸大応援団が競技場に集まった。関西代表の神戸大は、関東代表の慶大に奮戦するも、慶大の猛攻を防ぎきれず4-14の大差で敗北。【5月4日 UNN】
第1Q開始直後、慶大のMF花房が神戸大のディフェンス網をかいくぐり、先制点を奪取すると、試合の流れは一気に慶大に傾く。A大吉直樹をはじめとする慶大オフェンス陣の猛攻と、神戸大のミスプレイも重なり、第1Q中に慶大に5点もの大量得点を許す。
神戸大は第2Qに何とか2点を返すが、慶大の圧倒的な猛攻にさらに点差を広げられ、第3Q修了時には2-11という大差に。
それでも第4Qで一気に攻勢に転じようとする神戸大は2点を取り返して巻き返しを図る。しかし、神戸大の反撃もここまで。非常な試合終了のホイッスルが競技場に響き渡ると、選手達はがっくりとうなだれた。神戸大、慶大の両雄の激突は4-14で慶大の勝利という形におわった。
前日のプレミアリーグでレギュラーメンバーの数人にけがが生じたため、ベストメンバーで臨めなかった今日の試合。三宅史朗ヘッドコーチは内容に対しては不満気味だったが、その一方で「新戦力の活躍がレギュラーの励みになった」と新たな戦力の出現に満足した様子だった。
●トライアルゲーム2001(5月4日・王子公園陸上競技場)
神戸大 0 2 0 2=4
慶応大 5 4 2 3=14
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