「国文キャンパスをきれいにしよう」ユースネットが呼びかけた「第三回クリーンレボリューション」が五月十六日行われ、十三名の学生が国文キャンパスの掃除を行った【5月16日　神戸大学NEWS　NET＝ＵＮＮ】?

　「クリーンレボリューション」は、第三文明研究会の環境問題を考える学生らが提案。「学生にとけこんでできること」として四月から国文キャンパスの掃除を始めた。 　新入生が多く利用する国文キャンパスでは、ゴミのぽい捨てがひどく、特にベンチや道のはしなどでは、たばこの吸い殻やビラが散乱している状況だ。また、ゴミを平気で踏んづけていく学生も多く、学生のゴミに対する意識も低い。
　この運動は、ＣＶＣら体育館を利用するサークルも呼びかけ、食堂、体育館の周りを中心に月二回、掃除を行っている。
　「掃除してるところをアピールしたい」学生の気を引き、意識を高めていくために、「まとまって動く」ことを第一に考えているという。この日も「クリーンレボリューション」のＴシャツを着た十三人がキャンパスを奔走。約二時間で九つのゴミ袋が一杯になった。
　「（学生に）意識を高めてもらうためにはとりあえず僕らが動かないと」副会長の峯和啓さん（発達・四年）はこう話す。
　「宣伝活動も活発にしてどんどん活動を広げていきたい」国文から起きた小さな革命が、大学に変革の波を起こすか。