関西学生アメフット大会の神戸大-近大が五月十九日、西宮スタジアムで行われた。神戸大はTD4本を奪われ、7-37の大差で敗れた。【5月19日 UNN】
立ち上がりは静かだった。第1Qはパントの応酬で両チームともに得点することができない。しかし、第2Q試合が動いた。開始直後に近大がFG2本を決め先制。神戸大も三分にはRB坂東が左オープンから中央に切り返し、51ヤード独走TDで逆転する。しかしその後は近大に56ヤードの独走TDや34ヤードのTDパスなどTD3本、FG1本を決められ、30点の大量失点。神戸大にとって、まさに魔の第2Qとなった。
逆に神戸大は逆転されてから、チャンスらしいチャンスをつくることもできず、結局、7-37で敗れた。
「近大のスピードについていくことができなかった」。試合後、矢野ヘッドコーチが振り返ったように神戸大は何度もQBサックを受け、ロスするシーンが目立った。また若い選手を多く起用したこともあってか、ファンブルなどのミスも多かった。
国本圭郎主将は「フィジカル面がまだまだ足りない」と敗因を挙げ、「次の九大戦(六月九日)では圧倒できる試合をしたい」と力強く話した。
●関西学生アメフット大会(5月19日・西宮スタジアム)
神戸大 0 7 0 0=7
近 大 0 30 7 0=37
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