アメフットの交流戦、神戸大-九大戦が六月九日、西宮球技場で行われた。神戸大は前半に3本のTDを奪い、23-3で完勝した。【6月9日 UNN】
神戸大は試合開始早々、RB沖本が中央から右サイドを独走、九大ゴールライン直前まで進む。このチャンスから沖本が中央に飛び込み、TD。TFPも難なく決め、7点を先制する。神戸大は第2Qにも沖本の中央突破、WR伊藤の70ヤード独走で2本のTDを奪い、23-3で前半を折り返す。
しかし後半は両チームとも決め手を欠き、こう着状態。神戸大はチャンスは得るも、反則やミスで自滅、後半は無得点に終わった。九大はRB志賀のランで押し、後半は果敢にパスを狙ったが、TDは奪えなかった。?
春の公式戦としては最終戦となったこの試合。スコアを見ると大勝だが、反則やミスを繰り返した試合内容に、矢野ヘッドコーチは不満げだった。前半のTDにも、「あれは単なるラッキー。意図して取れた点じゃない」と辛口。
勝てたのは横国大戦と九大戦だけという春の戦績は、満足のいくものではないだろう。しかし、春はウエイトトレーニングなど、体作り中心の練習を行ったというレイバンズ。国本主将も「全体的に体は大きくなっている」と成長を実感しており、秋には十分大化けする可能性を秘めている。秋シーズンに「神大旋風」を巻き起こすことはできるのか。矢野ヘッドコーチの言う通り、「勝負はふたを開けてみないと分からない」。?
●アメフット交流戦(6月9日・西宮球技場)
神戸大 7 16 0 0=23
九 大 0 3 0 0=3
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。