立命に敗れ、黒星発進 春期水球リーグ

関西学生春季水球リーグが、六月十六日に開幕した。大市大プールで行われた初戦、神戸大は昨季覇者の立命と対戦。4-17で敗れ、黒星発進となった。十七日は大市大を下すも関学に大敗し、通算成績を一勝二敗とした。【6月18日 UNN】  

 立命は第1Qから圧倒的攻撃力でボールを支配する。開始早々に先制すると、巧みなパス回しとスピードあふれるプレーで、次々にゴールを奪った。神戸大も反撃するが、立命にパスをカットされ、攻撃を寸断された。
 第2Qからは、神戸大はGK坂井らのディフェンスが意地を見せ、立命の猛攻を食い止める。中井の鋭いシュートなどで2点を返し、10-3で前半を折り返す。
 第3Q、神戸大は立命のスピードに翻弄され、4本のシュートを決められるが、福本が立命ディフェンスの隙をつく絶妙なシュートを決めると、チーム全体が勢いづく。特に、第3Q終盤から坂井は延べ14本の立命シュートを止める大活躍。しかし実力は圧倒的に立命が上。神戸大は四点に押さえ込まれ、4-17で大敗した。?

 現在六季連続優勝中の、王者立命。今春から1部に昇格した神戸大にとっては、初戦から厳しい戦いとなった。
 しかし第2Q以降は、GK坂井を中心に必死の防戦を見せた。坂井は気迫あふれるプレーで、立命のシュートを再三にわたって好セーブ。「味方が点を取ってくれると、自分も自分のプレーができた」と振り返った。1部と2部の違いについては、「どこからでもシュートを打ってくる。その怖さがあった」と、王者の実力を実感した様子。
 試合中、大きな声でげきを飛ばしていた金監督(神戸大)は、「今日のできは良かったが、まだまだ経験不足。泳力などの基本的なところからやっていく」と話す。今春は「何とか三位以内にもぐり込んで、インカレに行きたい」という。

●関西学生春季水球リーグ(6月16、17日・大市大プールほか)
▽16日
立 命 7 3 4 3=17
神戸大 1 2 1 0=4

▽17日
神戸大 0 2 1 1=4
大市大 1 0 1 1=3

関 学 3 6 6 5=20
神戸大 1 1 1 1=4

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