留学生センター一階には留学生と日本の学生が自由に交流できるようにと提供されているコモンルームがあり、現在主に留学生が自習をしたり昼食のときに利用している。【6月26日 UNN】
留学生センターのある百年記念館は今年一月末に設立された新しい建物で、コモンルームには食事ができるよう水道にコップ、電子レンジが用意され自由に使用可能。中央には、いろんな国から来た学生同士の会話が弾むようにと大きな地球儀が設置され、それを囲んで話が盛り上がることもしばしば。
昼休み、コモンルームにはお弁当や食堂のごはんを持って留学生が集まってくる。タイ、中国、台湾、ベトナムなど国籍も言語も様々。しかし、あまりこの場所が知られていないのか、日本人の学生の姿はほとんど見られない。タイ人のパチャリンさん(総合人間学科三年)も「日本人としゃべる機会が少ないから日本人の学生にも来てほしい」と話す。
「留学生センターの名前だけは聞いたことがある」という国文三年の学生は「留学生とは話をしてみたいが、(コモンルームには)行きにくい」と留学生と話すのはなかなか勇気がいるようだ。
「まずは一歩踏み出してみること」と留学生センターの瀬口郁子教授。「積極的に自分から話かけることが大事。一度行ってみて会えなくても何度も根気強く足を運んでほしい」とアドバイスしている。
コモンルームの使用は月曜から金曜の午前九時から午後五時まで。月曜には新人留学生を歓迎するお茶の会、オープンスペースが開かれている。
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