応援団総部吹奏楽部による第二十四回サマーコンサートが六月三十日、神戸文化(大)ホールで行われ、千人を超える観客が聴き入った。【6月30日 神戸大学NEWS NET=UNN】
コンサート一曲目は華々しいファンファーレで始まる「GODSPEED」。オープニングにふさわしい華やかな演奏で一気にステージは盛り上がった。続いて演奏されたのはゲーテの詩を描写した交響詩「魔法使いの弟子」とインディアンの踊りと歌を題材にした「大地と水と火と空の歌」。メンバーが「伝える音楽」を追及した(松本寛史部長)という通り、どちらも次々と移り変わる演奏を通して一つのテーマが伝わってくる曲に観客は酔いしれた。
第二部は夜を照らす街灯の下で繰り広げられるドラマをテーマにしたポップス集。二〇年代から九〇年代まで誰もがきいたことのあるポップス七曲を、ドラムやサックスソロなど多彩な演奏で披露。演奏以外でも節々に凝った演出がみられ、客席からは笑いや手拍子が起こる場面が何度も見られた。
先輩が吹奏楽部という大阪在住の女子高生は「(観客に)魅せることを意識した演奏にすごい感動した。こんなコンサートは初めて」とやや興奮した様子だった。
次回演奏会は十二月十五日、神戸文化大ホールで行われる。
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