アメフットの東西学生オールスターが激突する第四十七回西宮ボウルが六月三十日、西宮スタジアムで行われた。関西学生は神戸大WR・伊藤らの活躍もあり、29-0で圧勝した。【6月30日 UNN】
前半は両チームとも決め手を欠く。FG失敗やファンブルなどで自らチャンスをつぶし、両チーム無得点のこう着状態。しかし前半終了間際、関西学生のRB三井(関学)が右サイドから中央に切り込んでTD、均衡を破った。
第3Q、関西学生はQB仲田(甲南大)・尾崎(関学)が再三ロングパスを狙うが、TDには至らない。しかし第4Qは一転、関西学生のワンサイドとなる。尾崎・仲田のTDパスやWR伊藤のパントリターンTDで22点を奪う猛攻。守備でも速いラッシュで関東学生を0点に抑え込み、29-0の大差で圧勝した。
主将・OL国本、DB西田、WR伊藤らが選出された神戸大。中でも二年連続出場となった伊藤は、第4Qに35ヤードの独走でダメ押しのTDを挙げるなどの大活躍。試合後は、「周りのレベルがすごく高く、今日はとても楽しんでプレーできた」と興奮気味。活躍については「あれは運が良かっただけ」と謙そんしつつも、その表情は満足げだった。
●第47回西宮ボウル(6月30日・西宮スタジアム)
関西学生選抜 0 7 0 22=29
関東大学選抜 0 0 0 0=0
(通算成績は関西学生の21勝25敗1分)
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