神戸大病院で脳手術を受け死亡した男性の遺族が、国と執刀医に損害賠償を求め た訴訟の控訴審で、大阪高裁は七月二十六日、一千二百万円の支払いを命じる判決 を下した。【7月27日 UNN】
神戸大附属病院で脳手術を受け死亡した男性〔当時四八〕の遺族は、八十三年七 月に医療ミスを理由に国と執刀医に約一億一千万円の損害賠償を求めた。一、二審 は請求を棄却されたが、最高裁が「手術ミスの可能性がある」として大阪高裁に差 し戻していた。
武田多喜子裁判長は判決で、「医師が小脳の一部を切除する手術をしていれば救 命の可能性はあった」と述べたが、手術中のミスは認めなかった。遺族は上告する 方針。?
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