第三九回近畿地区国立大学体育大会の野球が八月十三日から十六日にまで、西京極球場で行われた。神戸大は準決勝まで勝ち進んだが大教大に2-3で惜しくも敗れた。【8月16日 神戸大学NEWS NET=UNN】
初戦で再試合の末京大を破った神戸大は、同じ近畿学生1部リーグに所属する大教大と準決勝で対戦。
神戸大は初回から二番人見が四球で出塁するなど、相手のミスから幾度かチャンスを得る。しかしあと一本が出ず五回まで大教大の先発山下の前にノーヒット。六回裏に四番山口の二塁打、七番正橋の適時打で先制するが七回に同点に追いつかれる。さらに八回には四球や失策などがからんで逆転され、2-3の僅差で敗れた。
しかし試合に敗れはしたものの、神戸大の高田監督は「この大会では投手のリズムが良く、打線も粘って相手のミスを誘うことができていた」と成果を得ていた様子。
新チームのキャプテン木口選手も「この敗戦は次につながる負けだった」と手応えを感じていた。また「キャプテンとして選手一人一人の心のケアにも努めていきたい」とチームを引っぱっていく意欲も見せた。
この試合で神戸大の先発としてマウンドに上がった一年生の藤井投手は、六回を投げて被安打三、五奪三振と好投。七月に腰を痛めてから復帰後初登板だったが、秋のリーグ戦に向けて順調な滑り出しを見せた。「予想以上の出来。これからも緩急をつけて丁寧なピッチングをこころがけたい」と話した。
●第39回近畿地区国立大学体育大会・野球準決勝(8月16日・西京極球場)
大教大 000 000 120=3
神戸大 000 001 010=2
【大教大】○藤本、山下-井田、池田
【神戸大】藤井、深井、●浜野-和田、田端?
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