関西学生ラクロスリーグ戦女子が八月十八日、伊丹スポーツセンターで行われた。神戸大は初戦、松蔭女大と対戦、2-14で大敗し、初戦を飾ることはできなかった。【8月18日 神戸大学NEWS NET=UNN】?
前半開始早々から試合は動いた。神戸大は前半開始のドロー直後に松蔭女大・野辺に中央を突破され、先制を許す。その後も次々にゴールを奪われ、野辺には前半だけで4点をあげられてしまう。神戸大も田中がパスカットからのチャンスをゴールに結びつけ、1点を返すが、前半は1-9と松蔭女大の大量リードで終えた。
後半に入っても神戸大はペースをつかめない。開始直後には松蔭女大に左サイドから中央に切り込まれ、得点を許す。神戸大も北屯、田中らが再三にわたり、シュートを放つが相手ゴーリーの好セーブに阻まれ、得点をあげることができない。結局、神戸大は後半、田中が1点をあげるにとどまり、2-14で初戦を落とした。?
難波ヘッドコーチが「ボールをキープすることができなかった」と振り返るように前半は攻撃のチャンスすらほとんど得ることができなかった神戸大。
「いいところはほとんどなかった」。北屯主将も落胆を隠しきれない。そんな中、希望の光として難波ヘッドコーチ、北屯主将が口をそろえてあげたのが一年生の成長。「基本に忠実だった。やはり基本は一番大事な部分。上級生も忘れかけていたものを思い出してくれたのではないか」と難波ヘッドコーチがほめれば、「初の公式戦の雰囲気にのまれることもなく、のびのびとやってくれた」と北屯主将も満足気だった。
これまで松蔭女大から一勝もあげることができていなかった神戸大。今年も相性の悪さを吹っ切ることはできなかった。しかし、リーグ戦はまだ始まったばかり、「残りは全部勝ちます」と北屯主将はまっすぐ前を見つめていた。?
●関西学生ラクロスリーグ戦(8月18日・伊丹スポーツセンター陸上競技場)
神戸大 2 1-9 14 松蔭女大
(1敗) 1-5 (1勝)
【神戸大】
田中2
【松蔭女大】
野辺5、長門2、西上2、田畠2、兼田2、雨積1
大国女大 12 4-3 6 甲南女大
(1勝) 6-3 (1敗)?
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