男子が準優勝 近国体・テニス

 第三十九回近畿地区国立大学体育大会のテニスは八月十九日、向島コートで男子の決勝が行われた。神戸大は京大に0-5で敗れ、準優勝に終わった。【8月21日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 大会はダブルス二試合、シングルス三試合を行い、合計の勝利数で勝敗が決まる方式が採用された。神戸大は四年ぶり、十九度目の優勝を目指したが、京大の厚い壁に阻まれた。
 ダブルスの第一試合では天野・井谷組が本島・藤原組と対戦。威力のあるストロークとサーブに押され、波に乗りきれないまま2-6、1-6で敗戦。続くダブルス第二戦では伊藤・中村組が鮫島・真野組と対戦。京大側の正確なストロークと積極的なネット際のプレーはシングルス第一・二戦では神戸大がオーダーミスでまさかの棄権負け。シングルス第一戦では通常のリーグの本選選手である井谷がでるはずだったが、怪我で急きょ予選選手である中村に変更。神戸大の主将天野は「それが棄権につながることを知らなかった」と悔やんだ。試合は行われはしたが、非公式扱いとなった。シングルス第三戦では伊藤が藤原に1-6、2-6で完敗。長身から繰りだされる強力なストロークに対して突破口を見いだせなかった。結果として0-5で神戸大学は京大に優勝を譲った。
 今大会は神戸大にとって、四年生が抜けてから新チームで挑む初めての公式戦だった。神戸大は八月に入って二日に一回のペースで試合をこなしていた。さらに天野、井谷ともに怪我を抱えたままの出場。体調は万全とは言いがたい状態だった。
 天野主将は「今回は新チームとして初めて挑む公式戦であり、慣れない部分があった」と振り返りながら、「プレイだけでなく、応援、審判、球拾いなどもしっかりやる良いチーム」と京大を評価。さらに「関西学生リーグの二部に残れるように個々の実力を伸ばしていきたい」と今後の抱負を語った。?

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