阪大に敗れ4位に終わる 近国体・サッカー

 第三十九回近畿地区国立大学体育大会は八月二十四日、サッカー三位決定戦が京大北部グラウンドで行われ、神戸大はシュート数で圧倒しながらも、阪大に0-2で敗れた。【8月24日 神戸大学NEWS NET=UNN】

   試合は序盤から中盤での正確なパス回しと素早いサイドチェンジを効果的に使った神戸大がペースをつかんだ。再三キーパーとの一対一の場面や決定的なシュートチャンスをつくったが、ゴールには至らなかった。対する阪大は神戸大の速いプレスに苦しみ、ロングパス頼みの淡白な攻撃に終始した。前半は両チームとも無得点だった。後半に入っても、神戸大は続けざまに阪大ゴールを脅かした。このまま神戸大ペースで進むかに思われたが、後半十八分阪大がゴール前のワンチャンスをものにし先制。リズムをつかみ、俄然動きの良くなった阪大は後半二十五分、コーナーキックから神戸大のオウンゴールを誘い追加点を挙げた。神戸大はシュート数で阪大を圧倒しながらもゴールにつなげることが出来ず、0-2で惜しくも敗れ、四位に終わった。?

 チャンスの数でいえば、神戸大が絶対的に有利だった。だが最後まで得点に結びつけることが出来なかった。それに対して阪大は巡ってきたワンチャンスを逃さず決めた。ここぞというところで決める集中力、これが試合を決したポイントだったといえる。神戸大の青山監督は「一点目はディフェンスが甘く、立ったままボールを見てしまった」と悔やんだ。だが今後の課題について聞くと「今大会で得た成果を生かして個々人の能力の底上げをはかり、秋のリーグ戦に臨みたい」と前向きだった。また神戸大の有我主将は試合を振り返り「得点には結びつけられなかったがチャンスを作る過程を大事にすることが出来た」となにか収穫をつかんだ様子だった。さらに「ここぞというところでチャンスをものにできるかどうかがこれからの課題だ」と今後の抱負を語った。(田口直樹 記者)

●第39回近畿地区国立大学体育大会サッカー3位決定戦(8月24日・京大北部グラウンド)

 神戸大 0 0-0 2 阪大
       0-2?

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