近畿学生野球第1節、対大教大戦の2回戦が9月2日、舞洲ベースボールスタジアムで行われた。試合は互いに一歩も譲らない展開で2-2で引き分けとなった。【9月2日 神戸大学NEWS NET=UNN】
昨日の1回戦を7-2で快勝した神戸大。今日は先発に塚本を投入する。その塚本は1、2回裏をそれぞれ打者3人で打ち取る順調な出だしを見せたものの、続く3、4回、出塁された先頭打者を、牽制球の暴投で二塁に進塁させてしまう。その走者を共に返され0-2とリードされる。しかし、「今日はねばり強さがあった」と高田監督が評価した神戸大打線も反撃を見せる。
先頭打者の8番井上が左前安打で出塁すると、その後、相手失策もあり一死二、三塁の好機を得る。続く2番丸山は二ゴロに倒れたが、三番大橋が中横を抜く二塁打を放ち2-2の同点に。その後、両チームとも何度か好機をつくるも、得点にはいたらず、2-2の引き分けで、後日再試合という結果に終わった。
後半の好機をものに出来なかったことについて、高田監督は「(点を)取り返そうとあせった」と話した。また、十回を2失点に抑えた塚本投手に対し「牽制球の暴投はあったものの、しっかりとしたピッチングをしてくれた」と評価。しかし、塚本投手は「今日は変化球のきれが甘く、空振りがとれなかった」と更に上の投球を見据えていた様子。
これからの試合について木口主将は「相手のリズムに乗らない打撃、あと、失策するのはしゃあないけど、それを後に引きずらない守備」と攻守共に自分から崩れないプレーが課題だと話した。
●近畿学生野球秋季リーグ第1節2回戦(9月2日・舞洲ベースボールスタジアム)
神戸大 000 020 000 0=2
大教大 001 100 000 0=2
(ルールにより10回引き分け、後日再試合)
【神戸大】塚本-久米
【大教大】杉野、和田-井田、池田
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