関西学生女子タッチフットボールリーグの神戸大と関学の試合が9月24日、伊丹スポーツセンターで行われた。神戸大が27-12で関学に勝利した。【9月24日 UNN】
第1Q開始早々、神戸大はQB清水がTDパスを奪う。しかし関学のQB小林からのパスでTDを決められ、差を縮められる。第2Q以降はQB清水の足を生かしたランプレーにパスを絡めた攻撃で攻め続け、前半を終えた時点で20-6と関学を引き離す。
第3Qでは関学・吉田にパスをインターセプトされるなど乱れも生じたが、第4Qに入ると7点を追加。結局4本のTDを獲得して27-12で勝利を収めた。
神戸大の攻撃の主軸になったのはランプレー。果敢な走りを見せた清水主将は「試みにやってみたランがかみ合った」と振り返る。第3Qはじめプレーが乱れたが、「崩れたところから立て直すのが課題だった」と清水主将。その後の第4Qでは1本のTDを奪った。
勝負には勝ったが「今日は勝てたから60点。結果に至るまでの練習や戦術などのプロセスが未完成」と今岡コーチは辛口評価。戦術の理解度の低さを指摘しつつ、チームの潜在能力も示唆した。
今回の勝利で神戸大は秋季リーグ2連勝。首位に立った。しかし、神戸大にとっては10月からが今季リーグの山場。10月14日には対同大戦、28日には対聖和大戦が控えている。今岡コーチは「これからの試合を通してチームの質を高めていく」と表情を変えずに話した。
●関西学生女子タッチ秋季リーグ(9月24日・伊丹スポーツセンター)
神戸大 7 13 0 7=27(2勝)
関 学 6 0 0 6=12(3敗)
▽通算成績(24日まで)
1位 神戸大(2勝)
2位 聖和大(2勝1分)
2位 同大(2勝1分)
4位 大手前大(1勝1敗)
5位 武庫女大(1勝2敗)
6位 京府大(2敗)
7位 関学(3敗)
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